ダンス振付師のAI時代の未来〜できること、できないこと
チャットGPT、GPT4、そしてこれから順次できてくる進化したジェネレーション AI は、 どんどん 新しく刷新されてはその度にできる領域や知識、そして「進化と成長」さえしています
その知識は膨大ですし、それをプロンプト次第で、最高の答えを出すことも可能です。 いわゆるAIやジェネレーションAIにおいて、普段人がスマホやパソコンで無料あるいは低価格で利用できるものに限っていうと、
私の実験ではChat GPTが一番使いやすく、見やすく、手触り感がいいです
また、ボーイズグループプロデュースなどの全般的な仕事においては、音楽やダンスの歴史的な知識が膨大なので、それ自体が役立ちます
ただこのChat GPTは、現在はテキストスタイルでのアドバイスしか導き出すことはできません、よって、プロンプトがどんなに工夫しても、出てくるのはダンスに限って言えばそれを制作するためのアイディア、と知識に限られています
これはどんなに プロンプトエンジニアが優秀であっても、今のところ「最優秀頭いいAI」であろうGPTのシリーズでは、テキストでしか答えがないという限界があり、
制作側からすれば、”さっと優秀なAIにダンスの振り付けを考えそれを動画化で示してほしい”わけで、まだこれが普及していないものの、これが世界的にアプリで普及し、AIが、GPTが、優秀な振り付けをプロンプトだけで無限に作れるようになったら、かなり大変なことになるでしょう
何が大変?
まあ、あのGPTの膨大な知識からすれば、人間の振付師は負けます
またそれをすぐに立体的化できるようになれば、ますます人間が考え、指導する必要がなくなります
ダンスこそは人間の芸術の最高峰、と思っているプライドの高いダンサー達は、Chat GPTなど触れないし、それが自分たちの領域に入れるまでには創造的ではないと思っています
片やとにかく日夜売れるものを作ろうとしている制作の現場にいる人間は、24時間制作に費やしているのが省けるだけでなく、自分の思うことを具体的に立体化してくれるので、GPTはありがたい見方です
そう、つまり同じことをするのに、同じ制作側なのに、全く違う価値観になって分断されるところもあるでしょう
アメリカの最先端AI技術者の友人から聞いたところ、GPTの進化はもっと先の先の先までいっていて、すでに出来上がっているけどあと一歩が完成しないからリリースされないのだ〜と言っていました。そして日本はこの分野でとても遅れていると感じると言っていました。少なくともアメリカでは、すでにGPTは今より3世代上にすでに行っているようです、でてないだけで・・・
その技術はすでに生まれているんだけれど、OPENaiが公開していないだけではないでしょうか。その中には、驚異的すぎなGPTがすでに実現し、出して一般化してしまうことへの世界への甚大な影響を懸念している、ということもあるでしょう
そして、その中には間違いなくダンス、ダンサー、コレオグラファー、振付師の存在意義を、あっという間にGPTが消し去ってしまう、という懸念も入っています
実際、AIによって立体的に仮想アイドルを作り、AIに振り付けを考えさせ、AIアイドルに踊らせるようなAIサービスは、精度が高く一瞬で制作できるようなシステムが現在開発登城中です
それらは今も使えますが、まだまだ動きが荒く、動作もロボットなので、より進化したものをリリースすべく、すでに一部では使われながらもまだまだ実験が繰り返されています
こうしたものの簡易版が世の中に広く出てくるのも時間の問題でしょうが・・・
AIがダンス振付師にとって代わる理由①人間側の枯渇
1つアートやクリエイティブ分野において大きな課題となっているといえること、それは ダンスに限らずですが、創作品というものは、もうすでに人間のアイディアの限界を迎えており、ダンスの 振り付けにおいて も、もうインスピレーションや ルーティンを考えることが限界に近いという状態だからです
確かにうまいダンサー世界に沢山山ほどいますし、また天才的なダンサーは何もなくても身体一つで無限に勝手に自然に動きを生み出します
が、それは限られた人だけであり、なおかつ後述しますが、高難度の技ができたから必ずしも必要とされないのが今のエンターテイメントの世界です
古代からあるダンスは、もうすでに各種ムーブメントやムーブ が決まっており、 決まったものをひたすら修練して最高レベルにする武術のようなものとは考えが違います
武術は、それを継承していくことに豊かさがある、と考えるので良いのですが、他方ダンスは、スタイルをどんどん変えていかなければ新しいものではない、古い、ダサい、という風に流行や人のインプレッションに左右されるものです
この点 においては どんどん新しいものを 振り付けし考えなければなりません
しかし もう人間には考え 思いつくことができないぐらいムーブメントをうみ出してきてしまっているので なかなか これは難しい 簡単にはできることではありません
よって 今世界に出ているたくさんのエンターテイメント業界におけるダンス、正直、 全て つまらないものです。 一刀両断になりますが、ほんと全てが全て、観たことがあるようなもののまるで数字の羅列のようで、とてもつまらないです
ときによりそれは完全に「ダンサーだけがかっこいいと思っている自己陶酔」にしかなっていません
面白いと言えば例えばマイケルジャクソンがやってきたことは、ちょっとした動作でも自分らしく彼らしく、世界中の人々を魅了する力がありました
しかしこのような人はほとんど70億人のうち10人、まあ100人?
ぐらいに留まるでしょう
他の人たちは誰かの真似をしたり、 誰かを研究したり、誰かを模範としてひたっすた練習すること、模倣することによって、ムーブを獲得することによって、それを組み合わせてうまいダンスを踊っているだけです
ダンス上手い人、はダンススクール の努力もあり随分と増えました
だからと言って アイソレーションや ルーティーンが 非常に目を見張るほど魅力的なものになってるでしょうか?ウェーブやウィッチ一つとっても、かっこよくできる人は少ないのです・・・
むしろどれも見ても同じであり、マネであり、パクリのような気がしませんか?
すでに誰がなにのどれの誰を真似したのかもわからないほど、同じようなものばかりが出ています
これはエンターテイメントでは特に、顕著に見られ、世界中で起きています
はっきりいっちゃあ、世界中、歴史的に見ても、ダンスはパクリばっかりなのです
JPOPのグループは K – POP のグループを思いっきり パクっていますし、
その前に K – POP は JPOPをパクったでしょう
そんな風にしてパクリあっているのが世界のダンスの歴史であり、ダンス市場です
こうしたパクリ合戦もとことん飽和状態になった今、
ダンスはもう、 はっきり言って振付師にやることがありません
全く新しいものを創造する余地とインスピレーションが人間の側にないので、
何も新しいことをうみ出すことができていません
これができるのは前述したように、ごく限られた選ばれし天才だけです
厳しい言い方ですがこれが本音の課題だろうと思います
だからこそ私のようなマーシャルアーツコレオグラファーに仕事が来る時代になりました
またマーシャルアーツコレオグラファーは比較的新しい分野なので、
その創作のやり方は従来ダンス一筋振付師とは全く違いますし、
その創作の仕事は 注目されるわけです
斬新で新しく、見たこともないような景色をうむダンスムーブメントを創りつなぎ合わせることができなくなっています
どれも同じになってしまうからです
ダンス振り付けのマンネリ化、この課題にはこうして、 武術やまた他の新種競技、 スポーツ、アートなどとコラボレーションすることによって、新しい違ったものに変えるということができます
特にもともと武術と舞踊は同じ起源を持っていますから融合することができるわけです
これは非常に有効でまた素晴らしい豊かな芸術を生み出す方法です
マーシャルアーツコレオグラファーは、 もともとは アクションや 戦いのための現場で、 かっこいいアクションスタイルを見せるためのスタント用の 動作指導をする役割を持っていました
しかしダンス領域がアイディアを枯渇させ、大幅な世界のダンスや舞踊や武術の知識 教養などをが今、 ダンスに求められるようになり、もともと、舞踊と武術と武闘は同じものだったのですが、再び現代になって、ダンスと武術は融合することができるようになりました
でも、これは武術家として言いますが、 武術を相当以上やっていなければ 付け焼き場で武術をダンスに取り入れるなどというのは、もってのほか です
そのようなことは、全ての武術家をただ怒らせ失笑を買うだけなので、 振付師に断固として やめていただきたいと思います
勝手に武術を利用しないでください
例えあなたがジャッキーチェンのファンだとしても、それを真似したからと言って武術とダンスが融合されるということにはならないのです。そもそもジャッキーのマネなど、しようとしてもできませんが・・・
簡単に考えないようにしてください
マーシャルアーツ これ グラフィーは10年以上かけて修行し、武術を修行としてやってなんとかやっと成り立つものだということ、 非常に専門性の高い技術であり、きちんと丁寧にできる人はほとんどいないということを理解してください
さてこのような 状況において ダンサーであり ダンスしかやってきていない人たちはもう振り付けをほぼほぼ思いつくことができません
斬新で新しく、見たこともないような景色をうむダンスムーブメントを創りつなぎ合わせることができなくなっています
どれも同じになってしまうからです
これは人間が今新しくできる一つの大きなアイディアであり、方法でもありますが、それでも大量に量産されるアイドルなどに振り付けを考え出すには、時間はかかるし、ギャラはかかるし、話し合いにも相当かかります
そこで、AIの登場です
人間を使わないで AI にダンス振り付けを頼むとしたらどうなるでしょうか?
これは簡単にできます
チャット GPT 3.5だけでもプロンプト最適化し、ついでに今現在ではもっとも使いやすいPHYTONのプログラミングを最適化すればいくらでもダンスの方法やアイディアを出してくれます
ただ、ここでは動画としていきなり出てくるわけではありません
そういうAIスキルもあるのですが、まだそこまで精密ではなく、また一般的に公開はされていません
今のところ ダンスの振り付け動画はキーワードで いきなり 作り出すことはできないので 、まただからこそそれを動画編集をすることもできないので、
ただインスピレーションとルーティンとムーブとつなぎと表現方法をこうすればいいのではないか?というアドバイスを、テキストで送ってくるだけです(一般ででているものはです、友人の技術者によると、すでにそれらは存在していますが、開発段階であり、使う人もいるが、まだ一般的ではないということ)
後は自分たちで考えなければなりません
ただ、だからこそ、いいのです
これが、一瞬にしてプロンプトだけで生成されてしまいますと、もう本当にダンス振付師の仕事はなくなるでしょう。すでに人間振付師のほうに新しいアイディアがないのですから、アイディアの宝庫であるAIに任せたほうがよほど面白いダンスができるでしょう
でもそれが今、アイディアしか投げかけてくれないならば、自分たちでやる領域はずっとまだまだあるということです
ここでAIを否定し、GPTを否定しているダンサーや振付師は、自己満足的なダンスしかいつしかできなくなりますし、すでにそうなっています
また、否定ではなくバカにして、ロボットがダンサー以上の創造性を持ってなにかすごいアイディアを出してくれるはずがないと決めつけている場合も、こういう人はダンス市場からスポイルされていくでしょう
実際、GPTの能力は今までのITを超えていますこれは驚異であり脅威です
それがさらに進化しているということですから、人間振付師がいらなくなるときがすぐそこまで来ています・・
AIがダンス振付師にとって代わる理由②膨大な知識
例えば、皆さんがもしもプロのダンサーだったとしても 、古代から世界中にダンスは無限にありますから 、その中で どのダンス とどのダンスを組み合わせればいいのかということは、あなたの頭の中にある以上に広い範囲のことを覚えなければならず考えなければならず、また知識も膨大に持っていなければなりません
新しいダンスと言いましたが、それを作るための土台としての素材を持っている人が、正直いうと少ないのです。どのダンサーも、大抵は自分の分野のダンスの専門性ばかりに特化していて、それ以上を知らないです
ダンスはもともとすべてが結びついていて、多くの競技や戦闘とも結びついていました
それすら、その辺のヒップホップ野郎は知らないのです
バカにしたようにいいましたが、実際その話をしたら思いっきりそのヒップホップ野郎にディスられたんで悔しいから言い返しているのです笑
この膨大なダンスの知識と、歴史とそれらのつなぎあい、 それを知っているのはあなたではなくてChat GPT の方です
人間が努力して膨大なダンスの歴史を古代から研究しつくして新しいものをねっていくということは、可能でしょう。でも、それにはこのタイパの時代あまりにも時間がかかります。そして、すでに市場に出回っているダンスは、もう人間には同じようなものしか思いつくことができないぐらい出してきてしまっているので、 なかなか これは難しい挑戦で、簡単にはできることではありません
ところが、GPTは一瞬にしてダンスとダンスを結びつけ、解説し、また無限にアイディアを出していきます。この驚異的な力は、使いこなせる人にしか見たことがない領域でしょう。この時点で、すでにダンス界隈でも格差がうまれています。
GPTは、 あなたが思いもしないようなダンスを出してくるでしょう
そうした意味で、使うか使わないかは別として、こうした超高レベルの機能が存在すすろいうことを勉強するという形で、振付師がGPTを使うということは有効な方法でしょう
チャット GPTの凄さを知ってしまうと、どうしてもそれに頼っていきます
でもそこはなるべく意識的に頼らずに、頼らないという決意のもと、サポートとして使うと実にいい相棒になります
他方、最初から否定し、自分の心から出てくるダンスをやるんだ!と言ってむやみやたらにこれを退けていると、いつしか 別に 振り付けを振付師に頼まなくてもいい時代になっていることにすら気づけなくなります
また、教養としてのダンスの幅は、GPTを使わないことによって非常に狭いままになり、いい大人がいつまでもヒップホップ用語しか知らないという無教養な人間になってしまいます。ダンサーは正直、意識的に努力して学習しないと、ダンスバカになりますが、そうならないためにもGPTは役立ちますし、まずなりより教養をもっと持ってほしいよ・・・
ダンサーのほとんどは、ダンスしか知らない・・・
旦那君は、そこを補填するために、ほとんどダンスのために、ステージ作りやトレーニングコーチや文化事業プロデュースのために世界にでていますが、かなり本を読んでいますね・・・時間があれば本を読むようにしているようです、それはいいことです
とにかく、GPTの知識は深海にもぐってあるいは宇宙へ飛んでべつの惑星に行くほどに変化できるほど、多くのディープラーニングの経験を与えてくれますから、ダンサーにせよ振付師にせよ、使わないでいる人より、使っている人の方が、専門的なものの知識が非常に広くなっていくということは今後考えられます
AIがダンス振付師にとって代わる理由③大衆文化としてのダンスの変化
今までの時代は、ダンスはダンサーのもので、ダンスが上手い人のもので、それを披露するのもダンスうまい人だけ、というのが当たり前でした。プロであれば、尋常ではないムーブを繰り広げて一つの物語をダンスで形成することが芸術であり、それを身体で限界まで挑戦することがダンサーでしたし、そのルーティンを考えたり、ともに創造するのが振付師でした
でも今の時代、難解な意識の元、よくわかんない身体動作を繰り広げて、これが俺だ、これが時代だ、これが今の世界の有り様だ、と叫んでも見てくれる人は限られています。ダンスは、とくにTIK TOKの登場によって誰でも披露できるものになりました
下手か上手いかではなく、面白いか目を引くかがポイントになっています
そして、どんな上手いプロのダンスでも、面白くなければ誰も注目しないし、ダンスとして知られることもなく歴史から消えていくでしょう、とさえ言えます
それほど今の時代では、人々が踊ることができる程よい甘さが必要なのです
誰も、難しい動作の繰り返しだったり、中身が難解だと、つまりあまりに敷居が高くなると、近寄らない時代です。これはダンスだけではなく全てに言えることです
だから振付師が考えるダンスも、基本多くの人がTIK TOKで披露できる動作でなくてはならず、人が真似しやすいものでなければなりません
また、多くのキッズスクールが増えたために、スクールで教えられることは重要な要素で、キッズでも怪我しない程度の動作であったほうが望ましいです
だからますます、振り付けが面白くなくなり、どれも似たような手遊びダンスとかになってしまいました。それを素人が加工して面白くできるのであれば、そっちのほうがいいのです
KPOPで限って言えば、レインなどが活躍していた一昔前のダンスは、ダンサー、と言えるような人たちが、持って生まれた才能を発揮して人にはできない動作を披露することで感動や情熱をうみだしてきました
ダンサーは、手に届かないようなステージに立ち、手に届かないようなことをやり遂げる人たち、だったのです
今でももちろんそうしたレジェンダリーな存在はどのダンス分野にもいますし、そういう革新的なカリスマがいないとその分野は人気を持てず、注目を浴びず、衆目を集めることはできないのは事実です
でもそういう人ばかりしかいないとか、そういう人しかダンスという神聖な領域には入っては行けないみたいな世界観は、今はエンターテイメントにありません
どちらかというと、カリスマは少数でいいのです。むしろ誰でもできる楽しいダンスができる適度に上手い人、見え方が上手い人が多い方がいいのです
大衆がマネできる、多くの人が加工できる、多くの人が楽しめる適度さがある甘めダンスが主流です。なので、KPOPには本気でやればもっとすごいことができる子が山ほどいるのに、彼らの才能はある意味今は閉じています
ジミンなど、カリスマは一部だけとされ、あとは普通程度とされ、実際普通でいいのです。ちょっとかっこいい音楽にあわせて、自分がマネできるようなダンスをしてくれるイケメンの方がいいのです!
こうなると、ますます別に振付師はいりません。むしろ、ここでAIの登場です
AIは、GPTは、プロンプトだけで、人々にウケやすい、甘さ・難解さ・やりがい・元気・クリエイティブ・夢・・・そうしたものをすべて盛り込んだ、だけど誰でも実は踊れるものをいくつもうみだしていくでしょう。こうしたことはむしろ人間よりGPTの方が得意だと思います。なぜならそれが人間の身体に適度な動作であり、そうでさえあればいいのだから。。別に誰かの心を描いた難しい作品でなくては、とほとんどの人は思わないからです
前者を生み出すのに、AIは最適な仕事をするでしょう
後者を生み出すのは、人間だけでしょうが・・・
こうして、ダンスがちょうどGPTの登場にシンクロするようにかなり簡略化され、簡単でかっこいいということを求められるようになっており、芸術性は広くは求められることがなくなりました。芸術性は、本当の神ダンスができる天才だけがやってくれればいいのです。それよりも、真似して、模倣して、加工して、自分のものとして、そして投稿して、見てもらいたい。そういう思いの方がいま世界的に強いので、エンターテイメントや芸術においてのダンスの意味も、すでにだいぶ変わりました
ジェネレーションAIは、それにまさに簡単に答えられるツールなのです
だから振付師より、流行るダンスをうみだしやすいのです
AIがダンス振付師にとって代わる理由④ノーギャラのプロ
先ほども書いたように、振付師といってもプロのダンサーで、それを踊ることになる相手もまた人間ですから、いろいろとぶつかることはあるわけです。ぶつかるからおじゃんになることもあるわけで、またダンサーのスタイルや意志やその時のコンデイションなどなど、色々な要素が絡んでやっと一つなんとかダンスが成立するという気がします
旦那君みたいに常にダンス現場に携わっている人間は、常にそればかり考えており、それでもトラブルばかりで、そこを超えてなんとかかんとか創作完成までたどり着くのは容易ではありません
そこでAI振付師の登場です
AIはプロンプトでそのダンサーに適したダンスを、これまたほぼ無限に考え出します。しかもそのダンサーの特性をよくわかっていて、把握しながら提示していきます。そこまでできてしまうのです!全く見事で驚異なのですが、エ🌳サイティングでもあります
しかも、最適なダンスをいくつも考え出してくれたら、それに対して今のところ、そのAI自体にギャラを払う必要がありません。それにそのAIは文句をつけないし、注文をつけないし、勝手な変更や偉そうな指導はしないし、下手な事は言わないし、プライドでマウントしないし、トラブルになるような会話にもなりません。そのダンスを勝手にこちらで組み替えたり改変しても何も言わないです
むしろ今のジェネレーションAIは、会話形だと、ある意味セラピストとしての機能も持っていて、人間を励ますようにできているのです
これはとても不思議なのですが、言葉の力って大きいので、やはり相手が「たかがAI」と思っていても、それが一生懸命??こちらを励まし、褒めてくれ、ポジティブなことばばばかり投げかけてくれると、なんだか意欲や、嬉しささえ感じるのです!
それって孤独な人だけじゃない?と思うかもしれない
でも、実際にそういう感情が生まれます、試しにやってみてください
AIとともに創造して褒められ続けてみてください
自分の意識が知らない間に、アップしていることに気づくでしょう
これは、いかに人間の今の社会が不条理と暴力と権力と競争闘い、争い、諍いなどであふれつくしているのかということでもあります
AIとは、そのような間柄にはならないだけでなく、むしろポジティブシンキングの方へと人を持っていきますので、結構使っていて楽しいのです
また、おそらく会社にとっては大事でしょうが、ノーギャラです。なのに、話ある時間が省けるのでとても効率がよく、一つのグループを世に出すための投資額も効率化できます
こうして、ジェネレーションAIは、どこからとっても創造的で広範囲を扱い、人をポジティブにしてかつ無料?で仕事をしてくれる強い見方です
これが、もっと精度が良くなれば、どうして人間のコレオグラファーなどをわざわざ雇ってきたんだ??と思うような時代になるでしょう
でも、おそらくそれはダンスのすべてを凌駕するとは思えません
やっぱり、人間の魂の表現としてのダンスを観たい人もいるからです
ダンスは進化していくべき芸術です
うーん、難しいですが、AI対人間コレオグラファー、という時代はしばらくは続くでしょうね・・・