最初にお伝えしたいのは、このブログはKPOPボーイズのオタ活日記ではないです笑
本来このサイトは、KPOPボーイズ達に向けた武術動作トレーニングの内容を土台としながら、彼らへのレッスン内容の構成とほぼ同じものをここで提供するとともに、実際のボーイズグループが個人単位でレッスンが受けられるように作ったスタジオのサイトです。
とはいえ今のところ日本語で書いており、韓国語版はまた別に作り、ここでは、ここでしか体験できないような多様性のある多種多様な武術、プロのアーティストも強くレッスンを望む貴重な武術の数々を、日本の皆さんでレベルや経験関係なくちょっと本気で武術を深堀したいという方とともに、ちょっと本気で武術をやってみるためのスタジオです。
よって書いている内容も、基本は武術をするためにするべき基礎知識が主体。あとは、エンターテインメントにおける最近の武術動作、武術振り付け、マーシャルアーツコレオグラフィー、新種競技とエンターテインメント、ステージづくり、新しいボーイズグループのプロデュース、制作、創作、デザインディレクションなどについて「書ける範囲」で書いていきたいと思っています。ですので記事のテーマがボーイズグループでも、中身はミーハーではなく、今後のエンターテインメント、パフォーミングアーツ、ボディワーク、アートや表現やデザインの世界がどうあるべきかを、まったくの私見で書いていきたいです🥰
というわけで、今日こそ何かマジメに武術豆知識を書こうと思ってきましたが、やはり前回まで書いてきたBTSのことを、ここまで放置しておくのもできないと思い、休止以降思ったことを3記事にして書いてみます
BTSとは7つの🌟星が1つになったとても不思議な、とても希少な光なんだよ
7つで一個。だからどれも欠けてはいけない。一つも無駄なものはなく、だから7つで無限の星になる
ーチャン・ジェイ
さて、BTSの人気は徐々に落ちていくと思ってましたが、落ちるというよりあっという間に忘れ去られていってる雰囲気ですね。これは正直ずばり自分達の責任というか、休止後の曖昧な行動とやっているんだかいないんだかわからないソロ活動、そして堂々と晒している失態の数々が、大きな失望・イメージダウン・期待外れ・理解不能・怒り・悲しみなどを引き起こした結果かと思います
それでも 元からのファンダムが大きかったため 、たくさんの人がペン卒したとしても残って応援する人もまた多いわけで、ファンは消えないし、ある程度の人気 集客 収入は得られるでしょう
ただ今もまだ BTSに夢を見て追いかけているのだとすれば、それは自分が見たい何かの理想を追いかけてるだけです。
彼らはずいぶんと荒廃してしまいましたし、また退化しました。 休止からずっとファンを失望させることばかりしており、ダラダラと生きて何を目指しているのかもわからない、すでにアーティストではなくなっています。
作品にもそれは出ており、すでに釜山のライブから皆体の引き締まりが随分なくなり、顔も表情がうつろな感じで、とにかく全員で目指すところがない感じが伝わりました
そもそも休止という一つの段階の終わり方が良くなかった😢 まず食事しながら食べながら飲みながら酒入りながら、そんな大事なことを会見し伝え、その後のリリースパーティーから酒もダラダラもOKになってしまって、公私が区別のつかない、ある意味だらしのない彼らの失態はずっと続いています
あの時の「終わり方・しめ方」がよければ他グループの悲惨な終わり方同様、イメージダウンやファンへの失望を残しステージから転落していくということはなかったでしょう
もともと韓国人は終わり方が下手です。始め方はうまい、 非常に愛されるよう努力し、感情と情熱を込めるでも終わりはいい加減。言い方も言い分もめちゃくちゃ、挨拶も感謝も礼儀もなく、契約法律ルールもなく、全ては感情で決める…
終了のあと先のことは考えない
一番考えないのは、人の気持ち
それはファンのことばかりではありません 、苦楽を共にした同じグループの中でも常にもみ合っており そして終わる頃にはもう内部ではグダグダなのです
だから伝説的人気になったグループが軒並み悲惨な終わり方をしているのも無理はないです
それが日常でも韓国社会で起きてることだから。韓国人同士でも散々、最初良ければすべていいだろと言わんばかりの、不条理な人間関係や仕事を作っては長続きしない…
しかしBTSは国連で平和を訴え、
愛と平和を訴え、自分を大事にするようにと歌ってきたのではないでしょうか?
そこまでリアルに歌い、国連まで使っておいてこの終わり方の下手さは三流としか言いようがないです
結局国連でのスピーチもあのダンスも、無理に押しに押して可能になったゴリ押し演出だったことがわかったわけで、本人達も理解不能かつやる気もなかったようです
あるメンバーは本気で自分達は政治プロパガンダグループになるのではと心配していました
それがあの時の現状で、とても自分自身を愛そうなんて言っていられる状態ではなかった
それでも何でも、国連を上手く利用して、めちゃくちゃグローバルで良いイメージをつくり、世界に名をはせたのは事実なので、だとすればそれなりに寄付だけでなく大使役などやって紛争地帯に生き、国連へ還元すべきですし、国連に出向いたものとしての凛々しい態度や礼儀などは最低限でも守ってほしいと思いますよね
確かに彼らに自由はなかったと思います。スケジュールは殺人的で、休む暇もないほどやることがある。自分のためではなく、 彼に自分たちの時間はなく、彼らは何かのため誰かのために常に生きていざるを得なかった
自分を愛そうと言い歌いながら、自分は自分を愛せるような状況じゃなかった
彼らはそれをすごく苦しんでいて、かなり長年苦しんでいて、でも事務所を辞めるわけにも行かず、ただ操り人形のようなスケジュールとファンサービスと演出に疲れ切った彼らが人間として自由になる選択というのは、 休止しかなかった。彼らはあの時点で、とても仲が良くというよりそれをこえてソウルメイト同士といえるほどの結び合いがあったので、全く苦渋の決断だったと思う
あの休止前に、彼らがすごくやる気満々で、コロナが終わった後どんなステージをワールドツアーをしようかと話しているのを見たことがある。その時の目のシャープさ、体の引き締まり、心の意志力、やる気、情熱…
それは ムンムンと伝わってきました。キラキラと輝いていた
ほんのちょっと前までそんな姿でいたのが当たり前だった、
のに…会社本位のマネジメント体制についていけなくなり、自身が休止を宣言することによって自分たちを見失ってしまったようです。 あの頃の姿は消して演出ではなく本物だったと思っています
でも休止という無理な選択をすることによって見失ってしまっているのです
彼らの身体やハートの中には、原型としての最もいいかたちのBTSはまだあると思います
でも社会や周りの大人達や強欲で強引な人々が、欲望にかられて彼らをこきつかいまくった挙句が、この結果です。だから私は、今のだらしのないBTSが嫌で目も当てられないとおもっていつつも、
仕方なかった
人間だから、仕方なかった、我慢にも限界があるもの
BTSが酷くなったとディスる前に、彼らの苦しみを理解したい
という思いの方が強いのです
少なくとも私は、かなり厳しいことをいいつつも、どこかで可哀そうだったな、辛かっただろう、という気持ちがより強いです
例えばいろいろなところで、「○〇は日本人に対して冷たい態度だったけど、そんなに日本が嫌いなんですか?」と言われてきたけど、彼らからそんな話は聞いたことがないし、むしろオタクなまでに日本のコンテンツに詳しいのに驚いたけれど、じゃあなんで日本に対し冷たいとイルアミは思うのかと言えば、
①単に文化の違い。BTSは韓国にいればニコニコですごく愛想がいいわけではない
特にテヒョンは本当に愛嬌があるのはデビュー前ぐらいまでであとはタルバンとかでマジで楽しい時とかだけ
それに加え変わり者で、ホントにマイぺで、人がどう思うかを気にしない人・・・
あるときテヒョンがマスコミに「スーパースターですね」と言われてめっちゃくちゃ機嫌わるくしてた
とかいろいろエピソードはあるが、韓国でも愛想がいいなどとは誰も思ってないよ
②単にあまりの疲労困憊と睡眠時間のなさ。もう限界だったと思います
③イルアミは何をしても僕たちにやさしい、甘いという甘え、慣れあい
④やっぱり、無理して愛想良く行儀よくはつらつとして・・みたいなことを常に要求されることの苦しさにもう耐えられなかったと思う
ある意味ではBTSの苦しみというのは人間だれしもが、そうなれば経験するであろうものだと思います。
ただ誰しもがスターになれるわけではないので彼らの大変さを理解してあげることがなかなか難しい、共感できないのだと思います。
ただわたしには心が痛いほど彼らの苦悩は感じていましたから、いつかはこうなると、近いうちにこうなると、ダイナマイト以降思っていました
なぜ自分はスターでもなんでもないのに、彼らの気持ちがわかるのか?
それはおそらく、偶然とはいえKPOPボーイズ達に関わるようになって彼らのスケジュールの大変さを知ったし、苦労を見てきたからではないでしょうか。それに加え、世界中にファンを持つある意味のスターである旦那君の苦悩を肌で感じてきたからではないでしょうか
彼は決して文句はいいませんでしたけど、国を背負っての国代表のアーティストであるというプレッシャーは、想像を超えるものだと思いますし、もちろんスケジュールなどほぼほぼプライベートなどないし、世界中常に駆け巡っているし、常にマスコミが追いかけてくるし、なんでも撮られるし、記録されるし、大きな役はどんどんやってくるし・・・
それは成功という意味では気分がいいでしょうよ。でもこのプライベートのなさ、時間のなさ、寝るのは飛行機だけみたいな日々、世界一でファンの期待に応えるため、笑い続け最高の芸術をみせるために寝ることもなく練習し・・・・正直言うと、身体中ケガと傷だらけです
でもそういう姿は一切見せない。これ、ずっとやってたらおかしくなりますよ・・・
でもそれでもできちゃう人もいます、ある意味芸術に対してオタクというか、それ一筋のタイプ
それにあの人は何か子供の頃から、もう韓国を背負っていくアーティストであるという宿命みたいなものを受け入れて生きてきてて、そういう一種の悟りみたいなものを感じることがあって、だから何か人とはオーラが違います、もう覚悟ができあがっているというのか、アーティストとしての苦しみが大きくてもそれさえももう織り込み済みで生まれてきやようなところがあります
でもBTSはそうではなかったの。
彼らは普通の青年だもん…まあ、そこそこイケメンで歌も歌えるからキャスティングされた偶然のグループで、売れる見込みもなかった
でも彼らの努力と、KPOPボーイズ達ランクでは下手な方でもそれをカバーするだけの、ものすごい結束力・友情・家族愛ともいうべきものがあった。そこがどのグループとも違うところでした
韓国人特有の家族的意識であるウリ意識というものが、彼らの中には明らかにあったので、その結束がBTS独自の創作をうんだと思いますね
ここ数年のボーイズグループって大体みんな同じ振りでダンス、同じコードで歌、同じような動画で雰囲気、同じ色、黒でまとめています。大体が暗く、暗いけど強いぜみたいなのが多いです。
正直、今のボーイズグループって区別もつきません
でもBTSはどれも創意工夫がされていて、ボーイズグループのトレンドにはまりませんでした。
何か新しいものを組み込んでトライしていましたしそうした冒険心と創造力がありました。だから今見ても他とは違う強いメッセージ性と、男らしさとはまた違う元気なパワーが、満ち溢れています。また彼ら独自のアドリブも満載です
だからまだまだ独自でプロデュースしてディレクションして、制作していく力はあったし、そのためには7人でいるべきだった、7人でいなければならなかったのです。どうしたって7人でいるべきでした
こうして離れてみると、やはり気持ちも離れているように感じますが、少しでも離れてはいけない、BTSは。
やっぱりあの7人だからこその結束で創造できることがあるから。7人で創る一つの創造の湖があるという感じでしょうか
そしてお互いに補い合ってましたし、助け合ってましたし、ある意味でのコミュニティでもあったわけです。友情なんてものがほとんどないこの現代で珍しいくらいの固い友情で結ばれたウリでした
あまりにもお互いへの愛が強いので、絶対に7人を引き離してはならない、が私の絶対原則でした。言える人には言っていました、そこだけはおさえてくれと。そこを引き離すと100%、失態続きで転落すると。そして元に戻そうとしても、こう変化の激しい時代の変化の激しい年齢の若者ではすぐに心ははなれてしまい、おなじウリ意識を持つことは無理だからと。
7人が7人でいる、これがBTSの絶対法則です。
そこにアーミーも。そこにプロジューサーも。と、願うかもしれませんが、違います。経験上思うんですが、最高レベルの作品を共に作るにはファンがどうとかは後でいいんです。まず自分達自身が仲が良く、信頼し合って、なんでも語れて常に一緒にいなければ
大体グループの崩壊ってグル内部での不和からですから。土台はやっぱり組んでいるグループがいかに結束しているかです。それをファンはどう見るか、プロデューサーがどう仕立てるか、であって、まずは本人達の世界観が形成されなければ何も始まりません
でも、それを解体せざるを得ないところまで追い込まれたことが、彼らにとっての、そして多くの人にとっての悲劇でした。でも人生とはそういうものなのかもしれません、あまりにも世界的に大成功したので、落ちる時は落ちますし落としたい敵は沢山いたでしょう
でも、あまりにも中途半端で不可解で、嫌な終わり方でした。あそこで、あの時期に終わらなくてもいいだろうという。ある意味、彼らはずっと無理強いさせられながらスターをしてきたのです。
だから今の投げやりな態度も仕方ない、酷い態度の仕方ないと、私はどうしても思ってしまいます。一方であまりにもプロ意識がない、ほころびすぎているとも思います
別にほころんでもいいから、世界的スターとしてそういう姿は隠しておくべきところもあり、その辺はきちんとどこまでを出す出さないを選択すべきでした
ただ今見返してみると、今の状況や本音の数々を知ってしまえば白けて感動はできなくなっているのだけど、やっぱり面白いことをしているな~と関心してしまいますね。もっともっと創造的なことができたはずです
7人が7人でいる。これがBTSの、絶対法則なんです。